こんにちは、ダイスケです!
2021年は、通信業界がアツい。
ドコモが20GB・2980円のahamoを発表したのを皮切りに、ソフトバンク、auも続々と新料金プランを発表しました。
楽天モバイルも猛追!価格破壊レベル。
ソフトバンクは、「LINEMO」として2480円リリースを決定しました。ahamoも2700円に値下げ。
もう目が離せない…。
スゲー!でも、どう違うの?
- ドコモ:ahamo(アハモ)
- ソフトバンク:LINEMO(ラインモ)
- au:povo(ポヴォ)
- 楽天モバイル:UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット)
ここでは、上記4社の料金プランを3シートで比較します。それぞれのシートごとに着目すべき点について説明していきます。
では、いきましょう!
比較シート① 基本をチェック|
ドコモ【ahamo】・ソフトバンク【LINEMO】・au【povo】・楽天モバイル【UN-LIMIT Ⅵ】
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
プラン名称 | ahamo | LINEMO | povo | UN-LIMIT Ⅵ |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 無制限 (パートナーエリア:5GB) |
料金 | 2980円 →2700円 | 2980円 →2480円 | 2480円 | 0円(〜1GB) 980円(1〜3GB) 1980円(3〜20GB) 2980円(20GB〜) 【1年無料】 |
5分間無料通話 | 無料 | 500円 (1年無料) | 500円 | 無料 (Rakuten Linkアプリで) |
かけ放題 | 1100円 | 1500円 | 1500円 | 無料 (Rakuten Linkアプリで) |
申し込み | Webのみ | Web、LINE | Webのみ | Web、店頭 |
比較シート①は、まず最初に理解しておきたい基本項目です。
注目ポイントをピックアップしていきます。
データ容量・料金で選ぶなら楽天モバイル
楽天モバイルは従量制プランに(最安0円)
楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵは、破格の料金プラン。
使用したデータ量に応じて料金が変動する従量制の料金プランになりました。1GBまでなら、え?、0円です。
すごいですね〜。あらためて記しておきます。
データ容量 | 料金 |
---|---|
〜1GB | 0円 |
1〜3GB | 980円 |
3〜20GB | 1980円 |
20GB〜 | 2980円 |
小容量から大容量までカバーしたパーフェクト・プランです!
しかも、300万名を対象に1年間は完全無料。
楽天モバイルにするだけで、1年間で2980円×12=35760円が自動で節約できることになります。
破格のプランは楽天回線エリアの話
注意です。
パーフェクトな楽天モバイルですが、これは楽天回線エリアにおける話です。それ以外のエリアでは、パートナー回線の5GBを使うことになります。
2021年夏までに人口カバー率96%に拡大される予定みたいですが、正直まだまだといった印象(2021年2月3日現在 京都〜大阪エリア)。
>> 楽天モバイルは大丈夫なのか?知っておきたい楽天回線エリアのコト
1年の無料期間で、様子を見ながら使うのがベターです。
5分間の無料通話ありではドコモ・ソフトバンク・auは横並び。だったが…
最初は、20GBで5分間無料通話ありだと、ドコモ・ソフトバンク・auは横並びでした。
それが、現在はこうなりました。
ドコモ | ソフトバンク | au | |
---|---|---|---|
無料通話なし | – | 2480円 | 2480円 |
5分無料通話 | 2700円 | 2980円 | 2980円 |
かけ放題 | 3800円 | 3980円 | 3980円 |
無料通話をつけて比較すると、ドコモがいちばん安くなります。
申し込みはWeb+α
ソフトバンクはLINEで、楽天モバイルは店頭でもOK
ahamoなどのプランの申し込みは、基本的にWebオンリーです。これがネックになる人も非常に多いはず。
そこにきて、LINEMOはLINEアプリでの申し込み(乗り換え)が可能。わかりやすさという点で、一步リードするでしょう。
また、楽天モバイルは店頭でもできます。ネットに詳しくない人の強い味方ですね。とはいえ、
Webで申し込みできるようになろう
手数料・違約金などのことを考えても、乗り換えは今ものすごくやりやすくなっています。自分でできるようになるメリットは大きいです。
最初は手続き全体の理解に時間がかかるかもしれませんが、やること自体はそんなに多くありません。
ぜひ、Webでの申し込みに慣れましょう。
比較シート② 「知っておきたい」をチェック|
ドコモ【ahamo】・ソフトバンク【LINEMO】・au【povo】・楽天モバイル【UN-LIMIT Ⅵ】
比較シート②は、eSIM、テザリング、手数料など知っておきたい項目が並びます。要チェック。
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
5G | ○ | ○ | ○ | ○ |
eSIM | ○(予定) | ○ | ○ | ○ |
テザリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
容量超過時の速度 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
手数料 (契約事務手数料、MNP手数料、契約解除料) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
定期契約(2年縛り) | なし | なし | なし | なし |
キャリアメール | × | × | × | ○ |
手数料は無料
手数料はのきなみ無料化され、申し込みがしやすくなっています。
かつ、契約解除料も無料で転出(他社への乗り換え)もしやすい。定期契約でのひきとめもなし。
楽天モバイルはメールアドレスの提供あり
楽天モバイルは唯一、メールアドレスの提供があります。
2021年夏予定。
楽天モバイル|eSIM×デュアルSIMのすすめ
今すぐeSIMをデュアルで
楽天モバイルのeSIMを”デュアルSIMで”使ってみましょう。
>> 楽天モバイル eSIM申し込み方法|iPhoneのデュアルSIMで使う
下記の2つのSIMを同時に使います。
- 物理SIM(通常のSIM)
- eSIM
今お使いの、物理SIMが入っているスマホに、2つ目のSIMとしてデジタル設定できるeSIMを追加で乗せるということです。
楽天モバイルは1年間無料でしたよね?だから、1年間は支払いが今まで通り1つだけのまま、2つの携帯会社を同時に使えることになります。
データ容量はそのぶん増えるし、電話番号も2つ持てます。
ハイテク感 & お得感。
比較シート③ 差別化ポイントを理解|
ドコモ【ahamo】・ソフトバンク【LINEMO】・au【povo】・楽天モバイル【UN-LIMIT Ⅵ】
比較シート③は、各社の特徴となる差別化ポイントがあるところ。
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
海外ローミング | 20GB (海外82の国・地域) | アメリカ放題 (その他は未定) | 検討中 | 2GB (海外66の国・地域) |
家族割 | × (カウントは対象) | × | × | × |
ネットとセット割 | × (ペア設定はできる) | × | × | × |
端末の販売 | ○ | 当初は予定なし | 当初は予定なし | ○ |
iPhone対応 | 対応 | 未定 | 未定 | △ (正式には対応してない) |
その他 | 先行エントリーでdポイント3000p (6000p増額あり) | LINE使い放題 (トーク、音声通話/ビデオ通話、クリエイタースタンプ) 先行エントリーでPayPayボーナス3000p | データ使い放題 24時間オプション(200円) 先行エントリーでauPAY残高3000p | 申込で楽天ポイントを5000p スマホ購入で最大20000p |
海外旅行好きならドコモのahamo
20GBを海外でもそのまま使える
なんといっても、ahamo最大の魅力はココ。20GBを追加料金なしで海外でも使えます。
海外旅行好きには刺さりますよね。コロナが落ち着いたら…と胸を踊らせずにはいられない。
ahamoにすると、具体的にこんなところがラクになります。
- 空港でモバイルWi-Fiをレンタル(受け取り・返却)しなくてもいい
- 現地でスマホと別でモバイルWi-Fiを操作しなくてもいい
- スマホのバッテリーと別でモバイルWi-Fiのバッテリーをもたなくてもいい
日本と同じように、スマホ1つだけあればOKなんですよね。なんて、ラク…。
LINEとのタッグで使いやすいソフトバンクのLINEMO
LINEの強みを活かしたサービスが売り
ソフトバンクはLINEモバイルを完全子会社化。老若男女が使うLINEとの関係強化はインパクト大です。
まず、LINEMOは乗り換えがLINEでできます。
どんなUIになるかわかりませんが、乗り換えのハードルがグッと下がるのは間違いないです。
そして、LINEが使い放題。
使い放題の対象がどこまでかは、詳細を待って知る必要がありますが、普段遣いするサービスが使い放題というのは安心感があります。
povoはデータ使い放題24時間オプションあり
povoはオプションをトッピングできる
「今日はNetflix見まくる」
そんな日に「データ使い放題24時間」を200円でトッピング。週2でトッピングしても、200円×2×4週で1600円プラスするだけ。
このようにpovoは「必要なときだけトッピングをする」というのがコンセプトとしてあります。動画をよくみる若者にはフィットするでしょう。
povoは5分間の無料通話もオプション扱いです。あまり通話をしない若者のユーザはahamoなどより500円コストカットできます。
このように、ahamoやLINEMOなどと比べても、povoはより若者をターゲットとしたプランだということができそうです。
楽天モバイル UN-LIMIT Ⅵはキャッシュバックが最大25000円相当
UN-LIMIT Ⅵは2つのキャッシュバック。
- 申し込みで5000p
- 端末購入で最大20000p
合わせて最大25000円相当が楽天ポイントとして還元されます。
楽天ハンドや楽天ミニなど楽天スマホなら、実質無料で購入することができます。
まとめ|ahamoでいい?ソフトバンク・au・楽天の料金プランを比較
ahamo、LINEMO、povo、楽天UN-LIMIT Ⅵの比較を3シートで解説してきました。
ここに、あらためてシート①〜③を1シートにまとめたものが以下になります。
ドコモ | ソフトバンク | au | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
プラン名称 | ahamo | LINEMO | povo | UN-LIMIT Ⅵ |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 無制限 (パートナーエリア:5GB) |
料金 | 2980円 →2700円 | 2980円 →2480円 | 2480円 | 0円(〜1GB) 980円(1〜3GB) 1980円(3〜20GB) 2980円(20GB〜) 【1年無料】 |
5分間無料通話 | 無料 | 500円 | 500円 | 無料 (Rakuten Linkアプリで) |
かけ放題 | 1100円 | 1500円 | 1500円 | 無料 (Rakuten Linkアプリで) |
申し込み | Webのみ | Web、LINE | Webのみ | Web、店頭 |
5G | ○ | ○ | ○(夏予定) | ○ |
eSIM | ○(予定) | ○ | ○ | ○ |
テザリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
容量超過時の速度 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
手数料 (契約事務手数料、MNP手数料、契約解除料) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
定期契約(2年縛り) | なし | なし | なし | なし |
キャリアメール | × | × | × | ○ |
海外ローミング | 20GB (海外82の国・地域) | アメリカ放題 (その他は未定) | 検討中 | 2GB (海外66の国・地域) |
家族割 | × (カウントは対象) | × | × | × |
ネットとセット割 | × (ペア設定はできる) | × | × | × |
端末の販売 | ○ | 当初は予定なし | 当初は予定なし | ○ |
iPhone対応 | 対応 | 未定 | 未定 | △ (正式には対応してない) |
その他 | 先行エントリーでdポイント3000p (6000p増額あり) | LINE使い放題 (トーク、音声通話/ビデオ通話、クリエイタースタンプ) 先行エントリーでPayPayボーナス3000p | データ使い放題 24時間オプション(200円) 先行エントリーでauPAY残高3000p | 申込で楽天ポイントを5000p スマホ購入で最大20000p |
結局、どれがおすすめなのか?
このなかだと、まずは楽天モバイルです。これは間違いない。
楽天エリア、速度などは様子見をする必要があります。ただ、パートナーエリアが5GBあり、最低限データ使用がそれでおさまるのなら、楽天モバイルを試さない理由はないです。
のこり3社も以下のメリットがあります。
- ahamoなら海外使用
- LINEMOならLINEで乗り換え & 使い放題
- povoなら200円でデータ24時間使い放題
特に自分にフィットするのはどれか、見極めましょう。
また、ワイモバイル、UQモバイルといったサブブランドも魅力があります。
格安SIMばりに安く、そして店舗でのサービスも受けられますから。データをそんなに使わないライトなユーザは、サブブランドがフィットしやすいです。
20GBの容量に魅力を感じる人は、格安SIMのmineoや日本通信もあります。IIJmioもつづきます。
20GBで1980円です。
今、各社が料金の下げ合い合戦状態です。自分で乗り換えできる人は選びたい放題!